日本一のモグラ駅の思い出

私は30代のころ谷川岳と白毛門に登ったことがある。
谷川岳は友人の車で「土合」まで行ってロープウエイで「天神平」まで行ったから、割と簡単に登頂できた。
でも下山は西黒尾根で標高差1000mくらいのゴールを一望した時は「ウエッ!」となった。。
案の定、途中から膝に来て「もう下るのいや!」だったが、連れの友人がいたから平気を装ってなんとか下山できた。

その後会社の友人に自慢話をしたからか、慰安旅行のついでに山を縦走して温泉まで行こうという話になった。
有志3人だけ別行動を許してもらって慰安旅行の温泉で合流というプランである。
友人のプランに自称山好きの私が反対できるわけがない。
その時のコースが「土合」から「白毛門」~「朝日岳」~「宝川温泉」である。
画像

上野発の夜行列車でこのとき初めて土合駅に降り立った。
私はこの土合駅が地下駅とは聞いていたがこんな長~い長~い階段で地上に出ることを知らなかった。
友人たちが知っていたか今となっては?なのだが、とにかく度肝を抜かれたことを覚えている。
ホームに降り立って階段を見上げた時はまだ「おっ!すごい」で済んだが、登れど登れど中々地上に出ない。
途中で「もう勘弁してよ」と悲鳴をあげた。
ネットの写真を拝借させてもらいます。すごいでしょう。
画像

何段あるんだろうと調べてみた。
この直線部分だけで462段あり曲がった所も合わせて全部で486段だって。
でもホームと改札口の標高差は70mだというんだから山登りを考えたら、たいしたことはない。
地下の階段というのに圧倒されたんだろうね。

さて当時の夜行列車は何時に土合に着いたんだろうか?
調べてみたらそんな夜行列車はない。
いや今はないが正解。28年前に無くなっている。
へーこれは知らなかった。自称鉄道マニアにしちゃこれはおそまつ。
着いたときはまだ暗くてヘッドランプを着けて登ったから午前3時ころなんだろう。

ついでにその登山がどうなったか紹介しよう。
季節ははっきりしないが晩秋だったと思われる。
白毛門まで友人3人で登り始めたら単独行のにいちゃんがずーと後ろから付いてきた。
山頂近くで雪道になったが、山頂に着いたら前方は一面の雪で踏み跡もない。
友人たちと相談した。山は見えているから方角はわかる。
でもこんな雪じゃ地図があっても無理だろう。
私は引き返すと決断した。(パーティで私が最年長だったから)。
単独行のにいちゃんも我々が引き返すとわかって、右習いした。
私が山の経験者と思ったのかもしれない。素人なのにねー。
写真はhttp://yoshikoronron2.blog.so-net.ne.jp/2013-05-22から拝借しました。
画像
白毛門山頂です。前方に見えるのが有名な谷川岳です。

下山して河原で昼寝をしてから宝川温泉まで交通機関を使ってたどり着きました。
その時の周りの反応は、「とにかく無事で良かった。」
私は当時、勇気ある撤退だったと思ったが、後から良く考えたら当然のこと。
だって土合から白毛門までが3Kmくらいなのに、白毛門から宝川温泉までは15Km近くあるんだから。
それも大半が踏み跡のない雪道(と思われた)。
無理しなくて良かったと、今になってしみじみと思うのである。

前の記事へ---次の記事へ











ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック